2017年03月14日

知っておきたい葬祭場でのマナーとは

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ご不幸は突然やってきます。そこでここでは、急な参列の場合にも正しいマナーで参列することができるように、葬祭場での基本的な流れとマナーをご案内致します。お通夜が、ご焼香→通夜振舞い→帰宅と流動的なのに対し、葬儀や告別式は開始から終了まで参列するのが基本となります。まずは、告別式開始時間に遅れないように早めに到着しておきましょう。また、携帯電話の電源は予め切っておきましょう。受付ではお悔やみを述べ、香典をお渡しし、記帳をしたあとに返礼品の引換券を受け取ります。

その後、ご焼香の順番まで待機します。お通夜で香典をお渡しした場合には、「昨夜も参りました」とお伝えし、記帳だけ行います。着席を進められたら、前のほうから詰めて着席しましょう。係員から案内があったら、順番にご焼香します。その後、引換券を返礼品と交換します。時間がない場合はここで帰宅となりますが、最後まで参列するのが基本となります。次に、「別れの儀」がありますが、これは遺族が故人の柩を閉じ最後のお別れをする儀式です。

参加を希望する場合は、案内にしたがって参加し、遠慮する場合は出棺見送りまで待機します。喪主の挨拶がおわると、出棺になります。冬の場合でも、出棺時だけはコートを脱ぎ、合掌して見送りましょう。特に親しい方で、遺族から声をかけられた場合のみ、火葬場へ同行します。以上がおおまかな流れとなります。周りに失礼がないように予め知っておくことが大切です。