葬祭場の選び方には、誰に見せても立派な豪華コースと、身内でしめやかに行うコースがあります。身内でしめやかに行うコースは、宗派にもよりますが、予算を押さえれば18万円から30万円程度でできます。「家族仲が良く、残った遺産は葬式で使い切ってしまうのではなく子孫に分けたい」と故人が生前に意思表明をしていれば、生前に書類を作成して、末端にも細やかな気配りが行き届いている念書の作成を事前にしているはずですから、葬儀、告別式等の儀式に余分にお金を使うことなく、遺産を子孫で分けることができます。
生前の家族仲が良く、家族のことを大切に思っていれば、生前司法書士や弁護士に相談し、残った遺産を葬式で使い切ってしまうのではなく身内で分けようとする方向に力を入れるはずです。一方「誰に見せても立派な豪華コース」は、オプションを一つ追加するごとにプラス30万円かかると思ってください。金に糸目をつけなければ総額500万円以上の立派なお式ができます。巧妙な罠としても使えます。仕事相手に給料として分散することもできます。
生前家族仲が悪かった家庭や、遺産相続のことを十分に話し合っていなかった家庭にあえてお勧めします。葬儀で遺産を使い切ってしまうことで、残された子孫達が争いたくても争えないようにしてしまうわけです。よく飲みに行っていたスナックのママ、地域の子供や老人、生前の仕事仲間など、法定相続人以外にも「給料」としてたくさんの人に遺産相続をさせるために、わざと選ぶわけです。どんなに劣悪な家庭環境でも、最後にぱあっと財産をばら撒くことで地域の貢献に役立たせるというわけです。ただし「誰に見せても立派な豪華コース」は、クレジットカードで借金をするのと同じ理屈ですので、身の程知らずの家庭が無闇に行ってはいけません。危険です。身の丈を間違えると森友学園のように「自分で働かず助成金目当て」の困った団体が増えます。結果、子供達が将来「おばあちゃんの葬式代を支払うために強制労働させられる」羽目になるので、やり過ぎに注意しましょう。
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